和田誠私家版絵本ボックス
作品概要
イラストレーター和田誠が新人時代に、星新一、谷川俊太郎ほかの各氏と共に手がけた〈私家版絵本〉全7冊を復刻。
全7冊/B6判×5冊・B5変型判×2冊/オールカラー/ハードカバー上製/各24〜48P
美麗化粧ボックス収納(イラストレーション&デザイン=和田誠) ■16P書きおろしエッセイ小冊子「ぼくの私家版絵本時代」封入
収録作品:(初版発行順)
「がらすのお城」
文=高橋睦郎 絵=和田誠 1963年6月初版発行
ガラスでできたふしぎなお城に、流れ星が落ちてきて……!?目のさめるような美しい色彩で描かれた、詩的なものがたり。
「ちょうちょむすび」
文=今江祥智 絵=和田誠 1963年10月初版発行
ひげの生えてこないヒョウの子ペポネのことを心配した両親は、一家でジャングルを出るが……。ユーモラスでかわいい動物譚。
「山太郎」
川路重之・文 絵=和田誠 1963年12月初版発行
なっちゃんとなかよしの次郎は、ある日、村はずれでおそろしい山太郎に出会ってしまう。淡い恋ごころと悲しみが胸をうつ秀作。
「花とひみつ」
星新一・文 絵=和田誠 1964年9月初版発行
花の大好きなハナコちゃんは、モグラたちを使って花をいっぱい咲かせることを思いつく。SF風味のショートショート絵本の名編。
「しりとり」
谷川俊太郎・文 絵=和田誠 1965年3月初版発行
谷川俊太郎による「ことば」と和田誠の「絵」がつむぎ出す、しゃれっ気あふれる「しりとり遊び」。こんなに楽しい本はめったにない!
「すすめチーター」
広島市の保育園児たち・文 絵=和田誠 1965年10月初版発行
一匹のチーターをめぐって、広島市の保育園の子どもたちがリレーでお話を作り、和田誠が絵をそえた、カラフルでユニークな絵本。
「17のこもりうた」
詩=高橋睦郎 曲・絵=和田誠 1966年1月初版発行
高橋睦郎の詩、和田誠の作曲による17曲のこもりうた。手書きの楽譜とキュートなイラストレーションが金と黒の2トーンに映える、珠玉の一冊。
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