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奴は時折、他人を騙している。神の居場所が危険区域となっている東京。時永に請われて、「薬」を提供し始めた帯川=ヲロカピ。その行動が正しいか判断のつかない帯川は、図書館へ赴く。ところがそこには、谷古宇と暮らす少女・やえこが潜んでいた。彼女の能力で、図書館は混沌状態へ陥り……?混沌の底には何がある? 江野朱美による渾身作、第8巻。
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