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戦争が奪うもののすべて。時は第二次大戦期。日本に学者として来日していたイタリア人・マライーニとその家族は、政情の変化から捕虜として愛知県の収容所で過ごすことになる。監視役の警察の強烈な敵意と差別意識は、捕虜たちの健康や人権を削ぎ取っていく……。燻った不満と我慢は、ある出来事をきっかけに爆発して……!?時代の大きなうねりに呑み込まれながら、それでも運命に抗おうとした、実在のある家族の物語。
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