[文庫]流人道中記 (全2冊)
作品概要
日本中から感嘆の声、続々。
『壬生義士伝』『一路』の浅田次郎、最高の感動作。
万延元年(1860年)。
姦通の罪を犯した旗本・青山玄蕃に奉行所は切腹を言い渡す。
だがこの男の答えは一つ。
「痛えからいやだ」。
玄蕃は蝦夷松前藩へ流罪となり、押送人の見習与力・石川乙次郎とともに奥州街道を北へと歩む。
口も態度も悪い玄蕃だが、道中行き会う事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。
この男、本当に罪人なのか?
作品レビュー(関連商品を含む)
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?
1,716 円税込