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【オーディションの舞台上で深代が見せたのはコーラスではなく、「りゅあ」の声だった。実力を出し切れず悔いる六丸の心に響くりゅあの歌声。そんななか、鳴瀬からまさかの提案が…!?】六丸のコンプレックスは「声」だった。声変わりが訪れず、クラスメイトにもからかわれ、恥ずかしくて口を開くことも避けていた細く高い声。だがある日、鳴瀬という男に出会い、運命が動き出す。鳴瀬は六丸にやたらと構いたがり、やがて音楽の喜びを教えて…?
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