えんどうまめばあさんとそらまめじいさんの いそがしい毎日
作品概要
小さな家にえんどうまめばあさんと、そらまめじいさんが仲良く暮らしています。
二人ともそれは働き者なのですが、ひとつだけ困ったところがあります。
何かをやっている途中でも、他にしたいことを見つけると、すぐにやらないと気が済まないのです。
ある日、お昼ご飯を食べていたおばあさんは、庭のえんどうまめの蔓が伸びてきていたことを思い出します。
蔓を巻き付ける棒を持って庭に出ますが、雑草が生い茂っているのを見て、棒を立てるのを忘れて草取りを始めます。
刈り取った草を眺めていたおばあさんは、これをうさぎに食べさせようと、うさぎ小屋に急ぎます。
ところが、うさぎ小屋の金網が壊れているのを見て、草はそのままにして、おじいさんを呼びに行きます。
その後、次々に仕事をこなす二人ですが、夜、寝床に入ってから、えんどうまめの蔓に棒を立てるのを忘れていたことに気づきます。
やっていることをほったらかして、次々新しいことを始める二人の顛末を、ユーモラスに描きます。
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1,320 円税込