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デンマークの沼地に住むぬまばばさま一家。 真夏の風の無い夜、ぬまばばさまが酒造りを始めると、あたり一面、白い靄に包まれます。 古い切り株で作った釜に沼の水を入れ、そこにお酒の材料である夕焼けの紅や月明かり、小鳥のさえずりなどを混ぜ合わせます。 その後、酒樽でじっくり熟成させている間、一家も冬の眠りにつきます。 やがて春が兆し、お酒を飲んだ一家は、あちこちで春が生まれるお手伝いをします。
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