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存在を否定されて、黙ってられない。旅を進めるラシル一行は、突如、ジッヒ族に命を狙われる事態に陥った。ジッヒ族とは、世界滅亡を前に現れる“終末の裁定者”。この世に存在してはならぬと断罪された一行は、明確な意思をもって殲滅させられそうになるが…強大な力を持つジッヒ族に対抗できるか。そこに「国盗り」をしようとする勢力も現れ、世界は混沌としてゆく―――不安と希望が満ちていく中で蒼穹の騎士と皇女の冒険はさらに加速していく。
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