ヴェネチアの憂鬱 (1巻 全巻)
作品概要
突然のプロポーズに心が躍った。それが形だけだとしても。
「きれいになったね、アナマリア」。
ワイナリー経営者のヴィットリオは、爵位継承のため故郷に戻り、結婚する必要があった。
花嫁候補は同郷のアナマリア。
ワイン造りに精通する彼女は多少飾り気はないが、むしろすぐに落とせるだろう。
一方、一層魅力を増したヴィットリオの再会のあいさつにアナマリアの心は弾んだ。
たとえそれがみえすいた社交辞令でも。
そのうえ、私と結婚したいですって?
私がうってつけだからってひどい男!
私はとっくにあなたに恋しているのに…。
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660 円税込