ポイント 2% 12pt
里見の伏姫に与えられた番犬・八房。醜い風貌で人の言葉は分かるが発さない、気味の悪い男。伏姫は婚約者・孝徳の自分を人と扱わない態度に不信感を抱くとともに、徐々に八房の優しさに触れ、信頼を寄せるようになる。里見の危機に、孝徳は八房が敵将の首をとったら伏姫を差し出すと言い出し――。江戸文学をベースに、大人の悲恋をドラマチックに描いた珠玉の作品集!
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?