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テリーゼは記者に紛れ、ある男が現れるのを待っていた。ライアン・ウェストモア。大物実業家であり、亡くなった妹の夫だ。妹はひどい夫に苦しめられていると助けを求めていた。死の責任は彼にあると確信し、復讐を決意。彼の弱みを握るため、教育係として働くことにした。けれど、妹が遺した子供たちに向ける彼の瞳は暖か。妻を死に追いやる男にはとても見えず、やさしい魅力にあふれていた。いけない! 憎むべき敵で、何より妹の夫…なのに私、彼に惹かれてるわ。
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